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メンバー紹介

スタッフ

センター長:釜井 俊孝
地すべりダイナミクス研究領域
教 授:釜井 俊孝

 学部(地球科学)卒業後、民間調査会社、国立研(地質調査所)、私立大学(日本大学理工学部土木工学科)を経て、2000年に防災研にやって来ました。経歴から分かるように、企業、国、大学と渡り歩きながら、「地すべり」という複雑な現象を理学(地質学)と工学(地盤工学)の二つの視点に立って解き明かす作業を続けてきました。「地すべり現象」の本質であるメカニズム、特に破壊の伝播現象について研究するには、そうした学際的な視点が必要だからです。
 しかし、1995年の阪神淡路大震災以降は、思う所あって、地震時における都市域の斜面災害、特に造成地の谷埋め盛土における地すべりについて研究を行っています。造成地の地すべりは、我が国が近代国家に変貌してゆく過程で行われた過去の人工地形改変の産物です。こうした人為的な環境変化は、過去にもしばしば災害を引き起こしました。いわば、それこそが災害の本質であるとも言えます。そこで、最近では、従来の科学技術に加えて、「地すべり」全体を歴史・考古学も含めた人文学的視点から見ることもはじめています。
 一方、防災・減災の視点からより良い未来を構築するには、どの様な住み方が適しているのかについて、具体的に提案する必要があります。そこで、2011年東日本大震災以降は、複数の建築家グループと共同で、理想的な斜面居住や都市計画について研究をはじめました。


助 教: 土井 一生  京都大学教育研究活動データベース

地すべりや崩壊などの斜面現象と地震学の融合を目指す斜面地震学の構築を推進しています。地震時に斜面がどのように振る舞い、間隙水圧や変形がどのように応答するかは地震地すべりの発生予測やハザードの事前予測にとって重要です。また、地震学的な知見や手法を斜面現象にチューニングすることで、どのような斜面現象の新しい知見が得られるかについての研究も進めています。

地すべり計測研究領域
准教授:山崎 新太郎((付属)徳島地すべり観測所勤務)

 地すべりはどのような場所に発生するのか?ある斜面で地すべりが発生しても,その隣の似た形状の斜面では発生していないことは当然のようにあります.同じような雨が降り,同じような強震動に見舞われても斜面の挙動が異なるのは斜面内部に複雑な不均質さが存在しているからです.岩盤力学や土質力学はある斜面を均質なものとして捉え,その要素を試験し,モデル化を行うことで効果的な災害の予測を目指しますが,この斜面内部の不均質さのためにそれだけでは十分ではありません.一方で,斜面の内部が不均質で,様々な次元で多様であることあることを前提にして,得られた多様なデータや多様な物質の精密な分析を統合して地すべりの発生場と発生のメカニズムを解明していくのが地質学,特に応用地質学の視点です.私の研究室では地質学を基礎に,電子顕微鏡レベルの物性の解明から,大規模な斜面内部の不均質性や地すべり運動の不均質性を野外調査や各種物理探査や衛星測位システムを使った観測により明らかにしようとしています.
 地すべりは様々な場所で形を変えて発生します.私は日本有数の地すべり地である四国山地入り口に位置する徳島地すべり観測所を拠点にしていますが,フィールドは海底や極北グリーンランドにも広がっています.私のこれまでの研究に関してはResearchmapをご覧下さい.また,一緒に研究を進めてくれる学生諸君も募集しています.災害のメカニズムの解明により災害予測に貢献したいという希望を持つ学生諸君.そして,地形や地質が好き,岩石や鉱物が好き,ブラタモリが好き,などなどの学生諸君を歓迎します.

Researchmap.jp 
https://researchmap.jp/read0154860/

徳島地すべり観測所
http://www.dpri.kyoto-u.ac.jp/web_j/kyodo/kyodo_betuhyo_detail.php?sisetu_number=1-15

研究員:荒井 紀之((付属)徳島地すべり観測所勤務)

 

事務職員
  • 中辻 久美子(斜面災害研究センター事務補佐)
  • 佐原 朋子(斜面災害研究センター補佐)
  • 森長 公仁(斜面災害研究センター事務補佐,徳島地すべり観測所勤務)